車重と燃費の関係とは?

重量があるものほど、それを動かすにはパワーが必要です。
車の場合は車自体の重量が重いほど、また車内により多くの人員が乗り、荷物が積載されているほどパワーを使います。
パワーをより多く使うということは、それだけガソリンを消費するという意味です。
いつも車が重い状態で走っていると、燃費は悪くなりますので不経済です。

では、具体的にどのくらいの重さで燃費に悪影響が出るのかを見てみましょう。
まず、50kgくらいでは問題となりません。
たとえばドライバーが1人で運転している状態と、1人乗員が増えて2人で走っている場合にはだいたい1人分の体重で50kgの差が出ます。
この違い程度であれば、さほど燃費に差が出ることはありません。
もちろん多少燃費は下がるものの、リッター当たり0.1km程度の無視できる差ということです。

これが110kgを超えると、明らかに燃費が悪くなっていくのが分かります。
実際に「省エネルギーセンター」という団体が行ったテストでは、110kg増やした車では普通の道で3.4パーセント、高速道路では3.3パーセント、郊外の道路では5.4パーセントの燃費悪化が認められということです。
つまり、ドライバーに1人増えただけではそれほど差は出ないものの、2人増えると燃費の悪化が大きくなるというわけです。

もちろん、これは乗員の数だけでなく荷物も大きく関係しています。
使わないのにいつもたくさんの荷物を積みっぱなしにしている車などは、燃費が悪い場で走り続けるということです。

車全体の重さを軽くするためにできること

車はできるだけ軽い状態にすることで、燃費を良くすることができます。
そのため、一度車に積んである荷物をチェックしてみましょう。
本当に必要な物以外は下ろして、できるだけ少なくします。
洗車グッズや趣味のアウトドアアイテム、ゴルフバッグ、野球用品などが積みっぱなしになっていることは多いものです。
車を物置代わりに使うことは避け、必要な時に積み込むようにすることが重要です。

こうした、自分でもできることに加えて車自体の重量を減らすという方法があります。
ホイールやタイヤ、足回りのパーツ、シートなどの内装を軽量化されたパーツに替えることによって、車重自体を減らせるのです。
ただし、当然そのためにはコストがかかりますし、乗り心地が変わってしまうこともありますので注意が必要です。

いずれにしても、車を軽くしておくことは車自体の負担を減らしたり、より軽やかな走りを実現したりするのに役立ちます。
また、パーツが長持ちしますので、長い目で見て経済的にもメリットが生まれます。
まずは、車の中の不要な荷物を片付けるといったすぐにできることから始めてみましょう。