ワイパーを交換するときのタイミング

車のフロントガラスやリアガラスについているワイパーは、定期的に交換する必要があります。
ワイパーにはゴムがついており、その素材の性質上、使うことで少しずつ劣化してしまうからです。
そのため新しいものに取り替えて、雨が降ったときなどに対応できるようにしておく必要があります。

ワイパーは交換時期が来ると変化が生じるため、これをサインに取り替えましょう。
まず、ワイパーを付けているときにスジができる場合、新しいものにする必要があります。
これはゴムが劣化することで満遍なくガラスをワイプできなくなっているために起こる現象です。

次にビリビリという音がするのも、交換時期が来ている証拠です。
経年や使用によってゴムの質が落ちて硬くなっているために、こうした音が発生します。
ワイパーをオンにするたびに音が鳴ると運転中のストレスにもなるため、なるべく早めに対処するといいでしょう。

次に、ワイパーを付けていてもムラができてしまう場合も、交換時期がきている証拠です。
ムラができると視界も悪くなり、事故などの原因になってしまいます。

最後に、水がガラスに残ってしまう場合も取り替えのサインです。
これはきちんとガラスから水分が取り除かれていないということなので、ワイパー本来の役割を果たしていません。

ワイパーには劣化が生じると、こうしたサインで気付くことができます。
気付いた時点で、すぐに対処するといいでしょう。

ワイパーを交換するときの手順

ワイパーを交換するときにはまず、ホームセンターやカー用品店などで新しいワイパーのゴムを購入しましょう。
商品によってグレードが異なるため、予算や目的に合うものを選ぶのをおすすめします。
もし迷う場合は、お店のスタッフに車種などを伝え相談してみてください。

このとき、自分だけで悩み選んでいると無駄に時間がかかってしまうことがあります。
少し恥ずかしく感じるかもしれませんが、車は専門的な知識が必要な機械でもありますので、分からないことはすぐ相談するのをおすすめします。

新しいワイパーを購入したら、古いワイパーを取り外します。
そして新しいワイパーを取り付ければ、作業完了です。

ワイパーの交換は初心者でも行いやすい

ワイパーの交換は最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単です。
業者に依頼すると作業代がかかってしまうため、できれば自分でできるようになるといいでしょう。

ワイパー交換は初心者でも比較的行いやすく、それほど大きな失敗に繋がることもありません。
最初はゆっくりと様子を見ながら作業するといいでしょう。

2回か3回ほど行っていると慣れてきて、スムーズにできるようになります。
経験を積めばより複雑な作業も行えるようになります。