車のバックは大切
車は進むだけでなくバックすることも多々あります。
たとえば、駐車場でバックして車を停めるということもあるでしょう。
そのような時は後方などの安全確認が大切です。
そういった確認を怠ると思わぬ事故につながるケースも多々ありますので、気を付けなければいけません。
今回はそういったバックについて大事なことを考えてみます。
歩く速度でバックしよう
バックは急がないで行った方が良いのです。
理想は歩く速さでバックすることになっています。
AT車の場合ですが、エンジンがかかっているときにひとりでに車が動き出す現象がありますのでそれを利用するのです。
この現象はクリーブ現象といい、ニュートラルやパーキンではないDレンジやRレンジを入れるためにそのようになるとのことでした。
安全確認はミラーのみではない
安全確認はバックの際、事故が起こらないために最も大事です。
ミラーのみの確認では不十分なので見落としがあるかもしれませんから自分の目で周囲をよく確認しましょう。
車から降りてきちんと周囲を見渡すようにした方が良いです。
特に心配なのは子供たちの存在でしょう。
保育園や幼稚園に車を置く場合は特に気を付けて周囲を見るようにしてください。
駐車場でバックしている際に子供に気づかずに事故を起こしてしまったというケースは多いです。
そうならないためにはもしかしたら、園児たちが遊んでいるかもしれないと思いながら周囲を厳重にチェックしなければいけないでしょう。
隣との接触を考え、無理はしない
駐車場でバックする時は隣接の車に気を付けましょう。
バックの際に「これはもしかしたら接触するかもしれない。」と思ったら無理はしない方が良いです。
少しでも危険かと思ったら、無理してバックしないでもう一度やり直してください。
万が一、隣接の車に接触してしまうとトラブルになる可能性大です。
他人とのトラブルは起こしたくないものですから、無理せずゆっくりバックに専念しましょう。
バックが苦手という人も多いので練習感覚でゆっくりとチャレンジすると良いです。
同乗者に手伝ってもらう
同乗者に降りてもらって後方確認を手伝って誘導してもらうと良いでしょう。
立ち位置は万が一のことを考えますと少し車の進行方向から離れたところがベストです。
特に死角になる後方は大事な場所なので、同乗者のみでなく自分でもよく確かめた方が良いです。
それに、同乗者の目に頼ったままというのも良くありませんから自分でもきちんと同乗者と共に後方確認をしなければいけません。
このようにして同乗者に誘導してもらえれば、運転がまだ初心者という人もバックができるようになります。
くれぐれも安全に注意してバックの練習を頑張りましょう。