考えられる原因とは?

バイクのエンジンがかからない場合には、5つの原因が考えられます。
1つ目はガソリンに問題があるケースです。
ガソリンが入っていない場合は意外と多いですが、他にもキャプレターの故障、ガソリンが古く腐ってしまった場合にもエンジンはかかりません。

2つ目の原因は、セルモーターに原因があるケースです。
エンジンをかける際にはセルモーターを動かすという作業をしますが、この部分が故障するとエンジンはかからなくなります。
また、転倒時に強制的にエンジンを止めるキルスイッチがOFFの状態になっていても、エンジンはかかりません。

3つ目の原因は、バッテリーに原因がある場合です。
この場合、モーターが回る力が弱く、キュルキュルと言った音が出ることがあります。

4つ目の原因は、キャプレターに原因がある場合です。
キャプレターはガソリンが目詰まりを起こして詰まりやすいパーツで、エンジンをかからなくしてしまうこともあります。

5つ目の原因は、プラグに原因があるケースです。
火花を飛ばしてガソリンを点火する役割を持っているプラグが不調だと、他の部分が大丈夫でもエンジンはかかりません。

解決方法は以下の通り

バイクのエンジンがかからない時には、以下の順番で一つ一つのパーツを確認してください。
まず最初に、キックスタートでエンジンをかけてみましょう。
エンジンがかかった場合には、速やかにバッテリーを充電した上でバッテリーの状況を確認してください。
バッテリーが弱くなっている場合には、バッテリーの交換でエンジンのかかりが良くなります。

エンジンがかからない場合には、次にキルスイッチがOFFになっていないことを確認しましょう。
キルスイッチをONにするという作業を、接続不良のケースも考えて3回ぐらいリピートしてください。

それでもかからない場合には、バッテリーの状態を確認する必要があるため、バイクのシートを開けてバッテリーのプラスマイナス端子が緩んでいないことを確認しましょう。
端子が緩んでいる場合には、きつくすることでエンジンがかかるかもしれません。

バッテリーの状態は目線で駅の残量を確認できます。
適正レベルではない場合には、バッテリー液を補充してください。
もしかしたらヒューズ内の線が切れている可能性があるため、ヒューズを外して新品に交換するのも得策です。

次に、ガソリンコックをリザーブの状態、もしくはプライマリーの状態にした上で、ガソリン残量が最低でも3リットル以上あることを確認しましょう。
これよりも少ないとエンジンがかからないことがあります。

それでもだめなら、次にプラグを確認します。
プラグを外して火が飛んでいることをチェックし、火が飛ばなければ新品に交換しましょう。
これらの作業を順番にすることによって、エンジンがかからない原因を一つずつ消去することができます。