まずはすぐにJAFもしくは販売店などに連絡するべき
車を運転しているとあまり気付かないかもしれませんが、走行中などに警告灯が点灯することがあります。
これは車に何らかの異常が生じていることを示すサインで、すぐに対処する必要があります。
ランプが灯ると「何が起きたのだろう」と不安になったり、焦ったりすることがあります。
ただ、こうしたときはまず冷静になることが大事です。
対処方法として、まずはJAFや販売店などに連絡しましょう。
JAFは会員になっている必要があるため、もし会員になっていなければ車を購入した販売店が良いでしょう。
すぐに連絡することで、余計な手間や時間を省くことができます。
連絡するときに確認するべきこととして、「警告灯の色」が挙げられます。
信号と同じ3種類の色になっており、緑なら比較的安全な状況を示しています。
黄色なら注意のサイン、赤色は危険な状況になっていることの証拠です。
これを伝えることでJAFなどの担当者も、すみやかに状況を把握でき、その後の対応の仕方も変わってくるのです。
ランプの色はトラブルによって変わる
警告灯の色は3種類あると述べましたが、これは車に起きているトラブルによって変わります。
例を挙げると、エアバッグの異常は赤色です。
エアバッグは車が衝突したときなどに膨らみ、ドライバーが車の中でどこかにぶつかることを防いでくれます。
これが正常に動作しないと、事故などのときに自分の命が危険にさらされる可能性があるため、赤色となっています。
次にブレーキの警告灯も赤色となっています。
ブレーキは走行しているときに減速するための、必要不可欠な機能です。
ここに異常が生じたまま走行すると、止まるべき場所で停車できない可能性があります。
警告灯がついたらそのまま走行せず、早めに対処する必要があります。
また、充電の警告灯も赤色です。
車にはバッテリーが積まれており、カーナビやエアコンなどに使われています。
エンジンをかけるときにも電気が必要で、最近は電気自動車も広まっているため、バッテリーはより重要になっています。
バッテリーの充電が切れると、ガソリンが入っていても走行できなくなるため注意が必要です。
単に充電量が少ないだけでなく、電気系統にトラブルが起きていることもあるため気をつけてください。
警告灯を覚える必要はないが、代表的なものは理解しておくべき
ここで挙げた警告灯の種類は一例であり、他にもたくさんあります。
これらを全て覚えるのは、非常に大変です。
ただ、なるべく覚えておくことでランプが点灯したときにも落ち着くことができ、余計な不安もなくなります。
「何だろう」とよく分からないままJAFを待つのは、精神的に負担がかかります。
日頃から学んでおくことをおすすめします。